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【大学退学した在籍期間は?】大学退学を無駄にしない『大学3年次編入』について


こんにちは、今回は「大学退学を無駄にしない『大学3年次編入』について」の記事になります。

私自身葛藤の末、2018年に大学を2年間休学した後、後に大学を退学するという決断を取りました。

それから何年もの月日が流れましたが、たった1つだけ「これだけは大学在学中にしておいて良かった」ということがあります。

とはいえ、これをしていなかったからといって、簡単には「大学退学」した程度で人生は終わりません。

大学を退学して、良くも悪くも大きく人生が変わった人は私の知り合いでも大多数います。

もしあなたが、今大学に在学しており、大学を退学するか悩んでいるのであれば見ていただきたい内容ですし、この内容があなたの心の安心材料につながると思います。

実は大学を退学しても、再編入して『大卒』になる方法はあるんです。

では早速行ってみましょう!

大学退学すると大学に在学した期間は無駄になるのか?

「今大学退学すると、これまで払った大学の学費が無駄になるよ!」

この言葉を何度も色んな方々にアドバイスされました。

あなたも大学退学を考えているなら、何度か聞いたことがあるかもしれません。

私は当時医療系の私立大学に通っていたこともあり、「年間150万円以上」大学の学費がかかるという状況でした。

4年間が終わった後、奨学金を含めて600万円もの借金を抱えることになります。

学費のことを考えると、「浪人してでも、学費が年50万円ほどの国公立の大学を目指せば良かった」などさまざまな思いが巡りました。

私は当時2年間大学に通っており、私立大学の学費を2年間(教材、他費用を含めると300万円を軽く超えていました……)支払い、単位を取得したうえで大学を休学しました。

客観的に考えると、「あと2年間行けば卒業できるじゃん!」と思われると思いますが、当時そんなことを考えられるほど心に余裕がありませんでしたし、人間関係もうまくいっていませんでした。

それにあと300万円も借金が増えることを考えたら、簡単には決断できませんでした。

そして、あのとき大学を休学しなかったら未来に恐怖を抱え、本格的に私は病んでしまっていたと思います。

私にとって大学を休学することは、心にそれだけ大きなスペース(余裕)を開けるための大事なことでした。

とはいえ、「残り2年間」大学に復学するかを悩んだ後、私は元々挑戦してみたかった起業を考え、「こうなったらもう人生賭けて起業する!」という強い想いで大学を退学しました。

大学を退学した後にどう過ごしていたのか?

私は大学退学後、ベンチャー企業(零細企業)で知り合いの経営者のサポートの手伝いをしながら、自分のビジネス(Web関係、恋愛系)を展開するという二刀流で挑んでいました。

当時に起業やビジネスについて教わっていた東京のサプライズ会社のオーナーさんのブログ
http://koiken3.com/

これまで試したこともなく、安定性もあるわけではなかったので、初めての試みでもあり、初めてのチャレンジでした。

とはいえ、経営者のサポートということもありますが、生活できるほどの収入をいただいていなかったので、自分自身で生きるための「生活費」を稼ぐ必要がありました。

YouTubeを展開したり、サイトを作り展開したり、電子書籍を展開、商品を作る、SNSを運用する、イベントを開催するなど、さまざまなことにチャレンジし、必死に1年間をまずは生き抜こうとしていました。

ただ、自分の事業から収入を得れたのは、月に『10万円いかない程度』という結果に終わりました。

目指していた目標からは、ほど遠いという結果に終了しました。

もちろん、やるだけやったんだからという想いもありましたが、これならアルバイトをしたほうが稼げるという、「現実と理想」のギャップにも苦しまされました。

そこで、思い知らされました「世の中そう簡単にうまくいかない」ということに。私がやってきたことがうまく行っているなら、おそらく他の人もうまく行っているだろうと本気で思い知らされました。

そんな1年間を過ごした後に、私は今までになかった「恐怖や不安」を抱えるようになっていました。

「このままどんどん年月が経ち、自分の実力も信じることができない、ビジネスセンスもない私がこれから一体どうすればいのだろうか……」

そこで、過去医療大学を退学したことに対して、自ら反省するようになっていました。

そもそも大学選びの段階から、間違っていたのではないかと自己欺瞞に陥りました。

「大学退学するしかなかったにせよ、ここまで人生はうまくいかないのか……」とうつ気味になりながらも、外で日光の下で働ば気分がよくなると思い、それ以降、畑で農業の仕事をしていました。

大学で過ごした2年間は無駄だったのだろうか……から生まれた1つの『大学編入』という希望

私は、医療系の大学に通っていたこともあり、基礎的な体の構造や疾患などについては2年間で学びを深めることができました。

毎日の体に対する健康的な習慣も身につけることができました。

とはえ、医療系大学における最大の目標は「国家資格を取得すること」です。

国家資格を保持していないと、実際に病院で勤務できないからです。(もちろん例外もありますが)

そして私は、畑仕事をしながら、悩みの解決策をリサーチしては先のことをばかりを考えていました。そこで「ある可能性を発見」したのです。

大学には編入制度(3年次編入)があるということに。

「3年次編入って言ったも、大学在学中にしかできないんでしょ……とほほ」

と私は思っていましいたが、日本の大学には、大学を退学していても、大学2年分の単位を所持していれば3年次から編入できることができるとわかりました。

自信を失い、衰退していく日本のなかで絶望していた私にとって、それは1つの希望に見えてきました。

そこから1年後、私は3年次編入でき、実際に学びたい大学を見つけ大学に再入学しました。

学費は2年間でも100万円に満たないため、過去、大学の学費を理由に退学した私にとって大学に行かない理由が見つかりませんでした。

そして同じように、コンプレックスを抱え大学に再入学をしている方もいました。

そして、通信制大学によっては年間10万円程度の学費しか必要ない大学もあるので、人によってはとてもおすすめできる制度だと思います。

これが私が大学退学後に、大学に通った期間を無駄にしないための1つの方法かと思います。

【ストップ!】大学退学をする前に必ず押さえておきたいポイント

ここまでの流れを踏まえ、大学を退学する前に、これだけは必ず押さえておきたいポイントは「大学で2年間分の単位を取得する」ということです。

大学に1年しか行かずに、すぐに退学するというのは思い切りがあり、それも1つの選択肢だとも思います。

ただ、もしも未来に大学に行くという選択肢を残しておきたい場合は「2年間は大学に行き単位を習得すること」を強くオススメします。

例え、30歳でも40歳でも50歳でも3年次から大学に3年次編入することができ、在学期間を短縮することができます。

人は予期せぬことで、メンタルを病んでしまいますし、私のように心が弱い者にとっては、たった1つのコンプレックスがあるかないか、克服できるかできないかで、心の持ちようが変わってきたりもします。

私も大学を辞める当時、後に大学退学が1つのコンプレックスになるなんて思いもしていませんでしたが、それが強い悩みの種にもなっていました。

大学編入制度は、人の強い悩みを解決する「権威的なビジネス」とも言えるとも言えるでしょう。(大学は研究がメインですが)

そして、日本に3年次編入制度がある以上、今後海外の大学でも同じように大学に再編入することができるという制度が増えてくことが予想できます。

ですので、もし現在あなたが大学に在学しているというのであれば、2年間大学に在学し単位を取得(64単位以上を目安に)しておくことが、過去の大学退学を無駄にしない1つの方法だと私は考えています。

今は大学退学したい!と思っていても後から後悔してしまうケースは実はかなり多いのです。

とはいえ、大学に行くことは人生のなかで1つの『選択肢』に過ぎない

私は大学退学後、すんなりとは人生うまくいきませんでしたが、世の中には大学を4年次で大学を退学し凄腕経営者として成り上がっている方もいられます。

要は人によるということもあり、あなたが「どういう性格やタイプ」なのかを見極めることも大切です。

私は、思った以上に強がりで、自分の弱さを認められなかったのだと後からわかりましたが、それはあくまで1人の例に過ぎません。

あなたが、大学を退学してグングン上手くいくケースもあると思いますし、その大学退学がきっかけとなり成功していくこともあるでしょう。

今回の記事の内容は、あくまで「保険的な内容」であり、大学退学においてコンプレックスがあったり、やるせない方に向けたものになります。

近い未来、大学に行くこと自体が今以上に価値をもたらしてくれないかもしれませんし、日本の衰退を数字で見ていると今後どうなるのかはわかりません。

ですので、あくまで大学退学を無駄にしない現状の1つの選択肢として捉えていただければ幸いです。

大学編入するなら『何をこれから学びたいのか』明確にすること

今後大学を3年次編入するということは、社会人を経験している方が多いと思われます。

人によっては20代〜90代の方まで大学で学ばれる方はいます。定年後に大学でもう一度学び直すという方もいられるほど学習は楽しく生きがいのようです。

大学は年齢で人を選ぶことはありません。

ただ、20代30代であれば「今後のキャリア」も視野に入れたうえで、大学3年次編入を検討していくといいでしょう。

世界も徐々に個人の時代になり、自分で稼ぐ時代が主流になりつつありますが、大学で学ぶことが今後のキャリアに直結することも多々あります。

デザイン、文章、建築、教育、芸術、スポーツ、経済、法律など、大学卒業後に強みを活かせるようにしておくことも必要になるかと思います。

私はキャリア優先ではなく、「自分が学びたいこと」を優先に大学3年次編入をしましたが、キャリアを重視して大学編入を選ぶことで今後の働くことに対するビジョンが変わってくるのかもしれません。

世界を通し、時代の流れが激しいなか、今から何を取捨選択していくかも重要になってくるでしょう。

私は2つの大学に絞って選択肢を狭めていき、結果自身の価値観に合う良い大学に巡りあうことができとても充実しました。

一度大学を退学しているからこそ、次に再編入する際には真剣になり、学習の意欲が高まることも、大学を退学したからこそのメリットだと思います。

この理由が、1つの起爆剤になるので何を学ぶかも重要です。

大学退学を無駄にしない『3年次編入』まとめ

一度大学を退学し後悔したり、大学に行く意義がわからないと悩む方から、これまで何度も同じように大学で悩む方から相談されました。

私も大学退学について同じように悩んでいたので、悩む気持ちがとてもわかります。

今の時代、大学を卒業しているかしていないかで人から評価・判断されることが、まだ学歴社会として強く根付いています。

もう数年から数十年はこの文化が続きそうでもありますし、もし今大学を卒業していなく悩んでいたり、もう一度大学に編入し人生をやり直そうとしてるのであれば、この記事はとても役に立つかと思います。

大学休学、大学退学、大学編入という問題は今後の人生に大きな変化をもたらすこともあるので、人からアドバイスをもらっては慎重に自分で決断する必要もあると思います。

もちろん、人によっては米国のスティーブ・ジョブズのように、高い学費を払ってまで大学に行く意味がわからないと退学する方もいるでしょう。

ただ、今の時代は授業料が比較的安く学べる大学もありますし、オンラインも導入され少しずつ学びやすくなってきています。

それらを踏まえたうえで、私自身が大学退学後に学歴コンプレックスを感じているのであれば、大学に再編入することも選択肢においても良いのではないかと思います。

もし現在、大学に在学しているのであれば2年間は通い2年分の単位を習得することが可能性を残すことに繋がります。

では、今回は大学退学を無駄にしない『3年次編入学』についての記事でした。

あなたの選択肢と可能性が広がっていけば幸いです。

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