こんにちは、今回は『大学休学すると人生終わりなのか?』について実際に休学2年間を経験した筆者が語っていきます。
あなたは現在大学休学をしている、もしくは休学をしようと検討していると思いますが、
「大学休学は『甘え』なのか?」について考えると少し悩んでしまいますよね。
本記事を読むことで、周りからの視点を知れるとともに、あなたが休学について悩んでいるのであれば解決する材料になるかと思います。
では、いってみましょう。
大学休学をすると本当に人生は終わりなのか?
まず結論からいいますと、大学休学で「人生は終わりません」。
そもそも、人生80年と言われていた時代からさらに医療が進歩し、今後さらに寿命が伸びると予測される時代です。
もしかするとあなたの年代では『平均寿命100歳』になっている可能性も否定できません。
大学を休学する方は大半が20代の方だと思いますが、長期的にみたらほんとうに僅かな1年です。学べることが多かったと未来で振り返り思っているかもしれません。
とはいえ、私自身もそうだったのですが、先のことを考えれば考えるほど「不安」になってしまいますよね。
具体的な不安としては
・社会のレールから自分は外れてしまうんじゃないのか
・就職活動で休学期間をどう説明すればいいのか
・同世代より1年間遅れてしまうが大丈夫だろうか
・本当に大学復学できるのか
・休学後友人ができるだろうか
・休学期間どう過ごせばいいのか
などの休学における悩みが考えられます。
大学休学の不安や悩みについて深く考えすぎると身動きができなくなってしまいますが、もし今大学に違和感を感じており休学期間に学習したいことがある方には休学がオススメできます。
大学休学で人生が終わりと言うことは全くありませんし、医療の進歩もあり人が生きられる期間も長くなりつつある社会です。
休学後も同じように人生は続いていきます。
ただ、その反面「メンタル面」「精神面」における不調の方が問題になることが多いです。
私もそうだったのですが、休学で人生は終わりはしませんが、人と少し違う道に進んでしまう可能性があります。
その「人と違う道」「一般的ではない道」を通ることで、同世代の方より学べることも多いのも事実ですが、長く休学しすぎたりその後何も考えずに大学を退学してしまった場合は、後から精神的・メンタル的に不調になってしまう場合があります。
大学休学で人生は終わらないが、「精神的」に不調になることもある
先ほどもありましたが、医療の進歩により寿命は伸びています。
むしろ、現代社会で問題視されているのは「精神的な不調」「食糧危機」「経済」など他にたくさんあります。
大学休学によって、人生終わりませんし健康が損なわれてしまうこともありませんが、後々「精神的」にキツイときはくるかもしれません。
やはり、同世代より遅れてしまったであったり、平均収入が低い、学歴がないなど、結婚相手がいないなど今後悩むべきことが多々出て来ます。
【休学うつについての記事はこちら】
過去に自分自身がした行動が、後悔へと変わってしまうケースもあります。
その後悔が、大学休学になる可能性もあります。私は過去に大学の休学時代に後悔こそありますが、過去に戻ったとしても、どう考えても休学をしていたはずなのでスッキリしています。
少し話が変わりますが、人生で死ぬ前の言葉の代表として「やらなかったことを後悔」していると言う言葉がありますが、あなたが休学をしたのであればこの類の後悔はしないはずです。
しかし、大学を休学したことによる後悔や悩みも生まれる可能性は否定できません。
ということは、どちらの選択を選択したとしても「後悔」はうまれる可能性はあるということになります。
それであれば、休学で人生が終わるわけではありませんし、大学休学という特殊な選択をするあなたを尊重してもいいはずです。
過ぎた時間は戻ってきませんが、私が過去に戻れるとしたら「休学期間は1年」にしていたと思います。その前に大学選びからやり直すと思います。結局人は何を選択していても後悔することもありますし、そのときに行動したからこそ「後悔」が残らないこともあります。
また、大学休学期間に予期せぬ失敗をしてしまうケースもある
大学休学期間中は、大学のキャンパスに一切通う必要がないです。
社会にも守られながらも、授業に縛られず本当に自由な時間を過ごすことができます。
ただ、大学休学期間中に予期せぬ失敗をすることもあります。
例えば、休学期間中に起業して「多額の借金を抱えてしまう」などもそうだと思います。
他にも海外にいっていたら「事件に巻き込まれた」などもそうです。
とはいえ、そうそうこのような悪いことが起きることはありません。
しかし、想定外なことが起きることも予期しておけば、その際にも適切な判断で乗り切ることができます。
大学休学期間中もあなたの人生の一部なので、そういった予期せぬ失敗も起こるかもしれません。
大学休学期間が充実したならそれでいいですし、もしトラブルなどが起きても、それはあなたの経験として積み重なりいづれ役に立つときがきます。
そうした挑戦や失敗が「人間の器の大きさ」を広くしてくれます。
大学休学をしているという点について「社会からの目」はどうなのか?
大学を休学していて、悩む大半の理由は「社会からの目」です。
「自分自身は社会からどう思われてるのだろうか?」繊細で真面目な方であればあるほどそういった社会からの目が気になりますよね。
とはいえ、特に「休学1年程度」では何も問題はありません。
浪人すると同世代より1年遅れますし、留年しても1年同世代よりも遅れてしまいます。
大学によっては「留年」する人がかなり多い学部なども存在します。
大切なのは、休学期間中に何を学んだのか、なぜ休学をしたのかを簡潔に説明できることです。
あなた自身のなかに休学をする理由があるのはもちろんだと思いますが、社会の目が気になってしまうのであれば、「休学期間説明用」の理由も考えておくと良いでしょう。
大学休学の理由さえあれば、1年の休学程度ではほとんど影響していません。
企業や人物によってはむしろ、あなたの休学期間を『評価』してくれる人事もいるかもしれないのでここの点は安心してもいいと思います。
ただ、休学期間が2年、3年、4年と伸びてしまい、そのまま理由がなく、何をするのかもほとんど決まっていないまま大学を退学してしまうと影響が出てくる可能性があります。
「自分の人生だから自分で決める!」というのもありだと思いますが、今後大学卒業後就職を考えたり、社会の目が過剰に気になってしまう方は区切りをつけておいておくことをオススメします。
そうは言っても、休学期間中に「運命の出会い」があるかもしれませんし、凄い方と繋がれるチャンスだって休学期間にはあります。
時間は決まっていると思うので、行動次第でどうにでもなるというのが休学期間の面白いところです。
大学休学で人生を終わらせないために、やっておくといい3つのこと
次に、いよいよ「大学で人生を終わらせないために、やっておくといいこと3つ」を紹介します。
この3つができれば、満足度が高い休学期間を送ることができるのではないかと思います。
大学休学で人生は終わりませんが、人生を終わらせない工夫も大切です。
では早速内容を見ていきましょう。
大学休学で人生を終わらせないためにその①:人間関係を構築する、築いておく
「大学休学期間」だからこその強みを今活かしていきましょう。
社会から守られ、自由な時間があるという大学休学はメリットもかなり大きいです。
その時間を使い、さまざまなジャンルの人と繋がり実際に話をきくようにしてみてください。
20代前半であれば、固定概念がなく「吸収力」がずば抜けている時期でもあると思うので、かなり成長が期待できます。
とはいえ、実際に宗教上での誘いや、ネットワークビジネスなどに取り組み後悔してしまうケースもあります。
何を選んでも、あなたの人生における学習にはなりますが、何か始める際は詳細をよく確認してから取り組むようにしましょう。
それさえ押さえておけば、人間関係を構築しておきましょう。
出会いは貴重であり「人との繋がりは宝なり」です。
困っているときに助けてくれるのも人であり、孤独を紛らわせてくれるのも人です。いい関係を構築できるようにしておきましょう。
大学休学で人生を終わらせないためにその②:休学の期間(期限)を決めておく
次に、大学休学で人生を終わらせないために、「休学期間」をあらかじめ決めておくことです。
大学休学期間を決めてさえおけば、計画を立てるだけで充足感のある時間を過ごすことができます。
私は当時、大学休学期間を決めておらず1年経過後にもう1年休学をし、合計2年間休学をしました。
それでももちろんいいのですが、可能であれば先に「何年休学するのか」を決めておいた方が得策です。
何より、先のことを決めておけばスムーズに予定を入れることができますし、計画も効率的に立てることができます。
期限が決まっていれば、「デッドヒート」と呼ばれる効果を使用することができますし、目標があるのであれば叶いやすくなります。
予期せずイレギュラーな予定に惑わされるよりも、あらかじめ決めておいた計画を実践する方が心の調和を保てます。
とはいえ、予期せぬ出来事が人生を変えるきっかけとなることもありますので、そこはあなたが判断していただければいいと思います。
欲を言うのであれば、休学後に大学に復学するか、大学退学するかなども考えておければなお良いかと思います。
大学休学期間で人生を終わらせないためにその③:海外に行っておく(留学、旅行などでもOK!)
3つ目に、大学休学で人生を終わらせないために、『海外に行っておく(留学、旅行、ボランティア、仕事)』ことをおすすめします。
私はこの海外に行くことを、もっとしておけば良かったと思っています。
もちろん日本全国を回りながら仕事できた上での次の欲求だと思うのですが、最低でも3カ国以上海外にいけていればと思っています。
日本全国(47都道府県)で働くことでさえ、一般的にはとても羨ましがれることですが、欲を言えば海外に行くことをおすすめします。
(詳細は後ほど)国内であればリゾートバイトをしようし働いてお金を貯めながら、全国を回れるという現代にしかできない「裏技」があります。
違うバックグラウンドや文化のなかで育ってきた外人と接することで広がる世界は大きいです。価値観が変わるケースもかなりあると思います。
大学に復学したり、社会で企業に勤めて働く場合には、「休学期間以上に」自由に動けるというのはまずありません。
ですので、可能であれば休学期間中に数カ国海外を回れれば良いと思いますし、語学の向上も目指せます。
「語学」はスキルとして持っておけば社会でも重宝される1つですので、この点でも語学を磨くことはおすすめできます。
休学期間をどのように過ごしたのかも、答えやすいと思いますので、海外に行くことはレバレッジが効くと思います。
最後に
大学休学をするだけで「人生が終わること」はまずありません。大学は「甘え」と捉えることもできますし、「努力」と捉えることもできます。
ただ、休学を何年も何年も継続してしまったり、何も考えずに「大学退学」をしてしまうと後悔につながってしまうこともあります。
しかし、大学の休学期間は自由とも言えるためできることはありますし、学べることや大学キャンパス以外での新しい出会いも期待できます。
人は生物学的に、経験したことがないことに対して「恐怖」を感じるように設計されていますが、多くの場合は幻想でしかありませんし実際に起こらないことばかりです。
私は経験した「大学休学2年間」を「大学休学1年間」でよかったと思うことは何度かありましたが、それも1つの人生でありその1年で学べることも多かったため大きく後悔はしていません。
あなたも、選択肢はいくつかあると思いますが満足のいく選択をしていただければと思います。
では今回は「大学を休学したら人生は終わってしまうのか、休学2年間を経験した筆者が語る」という記事を書かせていただきました。
あなたの大学休学における悩みが少しでも解決できたのであれば幸いです。
では、お疲れさまでした。