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【退学含め大学在学期間6年間】大学に行く意味はないのか?大学に行く理由がわからなくなった時に知りたいこと。

こんにちは、ゆらくらです。
「大学に行く意味がない」「大学に行く理由がわからない」「大学はお金の無駄」と考えたことはありませんか?
10代後半から20代前半にそんな風に考えるのは私だけではないはずです。

今回は、大学退学含め合計大学在学期間6年の私が「大学に行く意味がわからない」というテーマについて記事を書いていきます。
私もおそらくあなたと同じ心境だったと思います。大学に行く意味がわからず、高い奨学金だけ借りて、先が見えない暗闇をスタスタ歩いていたと思います。

そして、答えはやはりある程度の月日が経つまでわかりませんでした。
そんな体験談を元にして本記事をあなたのお役に立てていただければと思います。

20歳までは望ましくない「教育」の可能性が9割

心理学や性格タイプを学習していると気づくことですが、
9割型の子供たちは、望ましくない環境下で過ごしています。

両親に自分を理解されていたか、愛を与えられていたか、周りに自分の才能を伸ばしてくれる人がいたか、性格の傾向を理解してくれる人がいたか、過度に両親に支配されていないか、行動のパターンを理解されていたか、望ましくない環境で過ごしていなかったか。

大抵の人は20歳〜25歳までは生まれ育った両親の元で過ごすため、本来自分が歩むべき道とは全く違う教育であったり、欲しくないお門違いの教育を受けることもあります。子どもへの教育をほとんどされない家庭もあると思います。モラル的に好ましくはないですが「親ガチャ」という言葉がありますが、確かに生まれ育った環境で人生が180度変わるのは否定できません。

私の両親は比較的放任主義ですが、狭い地域で管理された環境で過ごしてきました。
例え子供が幼少期アメリカで学校に通い国際恋愛をして過ごしたいという儚い夢を抱いていたとしても、それは現実的に不可能であるケースもあるのです。

これは「全て両親のせい!」と主張したいのではありません。

ただ、多くの家庭では20歳までは理想的ではない環境で過ごすことがほとんどです。
しかし、それ以降の20歳以降はそれを変えることが出来ます。自分で行動を選択することが出来ます。

ただ、ここまで理想的な環境で過ごしていない方はいびつな行動を取るケースがあります。
「なぜ大学に行く意味があるのか?」そういった考えも生まれてきます。

これは、自身の周りにあらかじめ「大学に行けば未来こうなる」「大学にはこういうメリットがある」「国公立、私立大学、専門学校の違い」、生活コストの管理、散財したらどうなるか、貯金できたらどんな心理状況になるか、こういう働き方をすれば一体どうなるかなど、性格に合わせた教育をしてくれる方がいれば「大学に行く意味があるのかな?」と考えずにすんでいたかもしれません。

それでも、人間はミスをします。これまでの人生運が良かったと思う方も自分は運が悪かったと思う方もそれぞれいるはずです。

これまでは生まれ育った両親の元で生活するしかなかったので、わからなくても仕方がないです。

ただこれからは自分で選択できます。
他責と自責両方が付きまといますが、人間的に成長している時期だと言えるでしょう。

「大学に行く意味がわからなくなった」というのも自分で初めて体験して経験して、
自分の頭で葛藤し考えて成長しているサインです。


大学に行く意味はないのか?行く意味がわからないのはなぜなのか?

では、大学に行く意味はないのかと言いますと、
私も昔はないと思っていましたが、年齢を重ねると意見が少し変わるという結論です。

私は地方に住んでいたため、地元の国公立の大学をなんとなく認識し、
「へ〜頭いいんだね〜!」と思う程度でした。

日本には東京大学や京都大学や
MARCHと呼ばれる大学が存在するのを知ったのもそれから随分後でした。

それには地元を飛び出し、
ありとあらゆる職場や場所で、人に実際に出会い話を聞くまではわかりませんでした。

ある時留学生に興味を持ちました。彼ら彼女に話しかけていると偏差値で言うと日本トップの大学に近しい海外大学に通っている留学生がゴロゴロいるのです。単に学歴をステータスゲームとして考えると、「あれ、学歴ってなんだったんだろう」とこれまでの考えが崩壊してしまうこともあります。

他にも、大学院に行き博士号を取り将来教授になりたいという留学生もいました。
私にとっては眩しすぎました。私立医療大学を一度退学し、再編入しているような側から見ると、失敗しまくっている自分から見たら「羨ましいな……」と思うことが多々あったからです。

しかし、そういうこれまでに見た事がない、聞いた事がない背景を持つ人物と交流したときに、これまでのゲシュタルトが崩壊していきます。

それらを踏まえ「大学に行く理由がわからない」のはなぜでしょうか?
その疑念はおそらくあなたの葛藤から訪れています。


大学の「学費問題」と「奨学金」が1つの理由

まず、学費問題は大きく影響しているのではないかと思います。

特に私立大学は非常に高額です。年数百万は当たり前であり、大学卒業後は借金を片手に就職ないし起業、旅をする、働かない、海外に行く、転々とするなど非常にたくさんの選択を余儀なくされます。

私も大学休学をした理由は、「学費」が一番の理由を占めていました。
なぜ1年で150万円以上も学費がかかるのか、なぜそんなに高額な学費を払うのにみんな授業中にゲームをできるのか。おそらく早とちりしていました。

他の同級生の方は四年後の大学卒業という結果と国家資格を取得できればそれで良かったのかもしれません。ですが、自分には思考する時間が必要でした。

他の学生が何を考え、他の時間をいかに過ごそうがそれは自由であり、
個人の価値観です。干渉しても干渉しなくてもいいです。

ただ、当時の私には何もわからず「大学は時間の無駄」「大学の設備が学費に見合わない」「将来が未来が見えない」と嘆いており、
社会の暗黙のルールもまるで認識することはできていませんでした。

下手に学生時代やる気があると、逆に大きなミスをするケースもあります。
例えば、大学中退は一生履歴書に残るというのも、人によっては大きな後悔になるかもしれません。1つのコンプレックスになるかもしれません。

私は、アップル創始者のスティーブ・ジョブズが大学を退学していたのを知り、そっちの方がカッコいいのではないかと浅はかに委ねるのと同時に、自分で選択し大学を退学しました。

しかし、ある程度月日が経ち、就職活動をしようとすると
資格もない、学歴もない状態では中々就きたい職につけなかったのです。

ここで社会のルールを知ることになります。
初めてレールから外れた人生を送ったことを少し後悔しました。

私の場合は学費が高い、不景気で今後どうなるかわからない、キャリアを積むビジョンが見えないというのが、大学に意味があるのかわからなくなった理由であり、退学にまで踏み切った一番の理由です。

あなたも今、大学に行く意味がわからなくなっているかもしれませんが
その理由はいったいどこにあるのでしょうか?

大学が嫌なら他の大学に編入するという選択肢もありますし、人間関係がどうしても耐えられないなら休学してもいいですし退学しても人生は終わりません。

いっその事海外の大学に踏み切ってみるのも選択の1つだと思います。

ただ、思い詰めすぎず適度に休息を挟んでください。どんな状況でも必ず挑戦はやってきます。
私は農業をしているときに、やたらと筋肉質でガタイの良いお兄さんに学んだことがあります。

「金さえあればなんとかなる」

チープに聞こえるかもしれませんが、これもその方の価値観からの答えであり、仕事を選ばず、転々とし人生を生きている人の方が幸せに見えることもあります。実際に企業に縛られず海外旅行にも毎年のように行ったり、笑顔で過ごしている方も多いのです。

それも人生のステージで変化していくと思いますが、選択肢をどれだけ知っているか、見つけられるかそれも若いうちに重要なキーワードになっていくでしょう。

しかし、コンプレックスはつきものです。劣等感を感じることは悪くないのです。

私も、できることなら過去の高校生くらいの自分に直接教えに戻りたいです。
ただあなたは今私が知りたかったことを記事を通して少しは知っていただけたのではないかと思います。

大学に行く理由がわからなくなるのは決して悪いことではなく、むしろシステムに矛盾を感じ、人生に向き合っていることだと思います。
そうした中で進むべき人生の羅針盤は磨き上げられていくので、このまま葛藤してみてください。

何かしらの答えは自ずとやってくるものです。

未来が見えない不安、成長していない不安

大学在学中、ふと先が見えなくなる時があるかもしれません。
実習で心が荒んでしまう、チューターと合わない、友人がいない、様々な理由があると思います。

競争心が強すぎて、嫌になる方もいると思います。
「私はあの人より上回ってる!」と思いたいばかりに常に人を見下して過ごす。そういう時期も人にはあるのですがそれは非常に疲れます。

人間関係も、将来が見えない不安も、成長していない不安も、それらが重なり合って、これまでに大きな行動を起こしたりするのが人間です。

例えば、今でさえ少ないかもしれませんが「結婚相手は大学で見つける」という価値観が刷り込まれている方がいたとして、しかし周りに同性ばかりだとすれば危機感を感じてくるはずです。

本来大学は研究機関ですが、社会的にはそれが就職に影響してきたり、今後の人生を左右する1つの強い要因になることもあります。
将来的に「同じ大学に通っていた」という関係だけで、先輩に目利きしてもらい出世するといったケースもあります。

つまり、「人とは違っている」、「能力的に上回っていたい」と思いたい心理が強く働くと、人と違う行動を必然的に選択するため、一般的ではない社会的のレールから外れた選択を取ることも時にあるでしょう。

私の周りにもそういった方は多かったですが、後悔してる方もいれば後悔してない方もいました。むしろその経験により人間的に大きく成長した人もいます。

今いる環境で成長することはできないか、環境を離れないと成長はできないのか、「大学に行く意味」を考えている方はそういった点で人生に向き合ってると思いますので、その二点を熟考することも必要かもしれません。

レールから外れてしまうと「人生終わった」と思う時もあります。ただどちらにせよ人生は、終わりますし、短にいるペットや年老いた祖父母や両親を見ていると寿命にも限界があると気づきます。

結局選択するのは自分自身のため、後悔しない選択をしたいものです。
ただ、過去に「大学に行く理由がわからない」「大学は無駄」だと考えていても、数年後にまた大学に行きたいと思っていたりするのが人間です。

自分に最善な策を練り、選択と集中していきましょう。

大学生活を楽しむための工夫

楽しむための工夫はしていますか?
私は全く工夫していませんでしたので悲惨な学生生活を送りました。毎日の授業とレポート提出に追われ、通学に1時間30分以上の時間をかけていたため、当時はほとんど楽しめていなかったと思います。

四年生大学の場合は、固定されたメンバーとその月日を過ごすことになります。
流動生がなく、変わり映えもしない、新しい人と出会いたいと思っている方にとっては次第に苦痛になってくるかもしれません。

一生の友人を見つけることができる方もいるでしょうし、卒業するまで最悪の学生生活を送る方もいるでしょう。

そんな時は大学外での交流を増やすことが大事です。
人の幸福度は所属するコミュニティの数が多いほど増幅するという研究もあるほどです。


あなたが住む地域には何がありますか?どんな人がいますか?

多くの方を見てもったいないと思うのが、住んでる土地を全く活用していないことです。

どの地域にも異なった特色と文化があり強みがあります。住んでいる方の傾向や方言、雰囲気も違ったりします。

できるのなら「地元マニュアル」を制作して発表するのも1つの選択肢ですし、ラジオ出演や出版まで行きつく方も出てくるかもしれません。

大学周辺に何があるのか、大学生だからこそできるメリットはなんなのか。この大学に通っているからこそ活用できる恩恵はなんなのか。高い学費を払っている以上使えるものは使っていくセンスを身につけておけば、大学卒業後も多くのことに気づき始めます。

そうしたセンスを大学在学中に身につけておけば、大学生活の楽しさも全く変わってくるでしょう。

今ある環境で何を学習し、何を得ることができますか?周りには何がありますか?

あなたが通う大学に何があるでしょうか?
あなたの大学の教授は社会的に認められています。

教授だからこその人間関係のネットワークもあるはずです。
そうした教授に小判鮫のようにくっつき、学べることを学ばせてもらいましょう。

思わぬことで、助手などの仕事をもらえるかもしれません。
大学院に行くための推薦状も書いてくれる重要なキーパーソンも現れるかもしれません。

大学生だからこそできることがたくさんあるはずです。
しかし、大抵の場合この事実に気づくのは大学卒業後であったり、大学から離れた後です。

気になったことをとにかく聞いて聞いていく。
発見し続けることがあなたにとって長期的な武器になります。

新しい挑戦はしていますか?新しい人に出会っていますか?

新しい出会いや挑戦も重要です。

例えば、全国で働くこともこれまでにした事がないならやってみるのもいいですし、一見無駄に思えることも経験しておくと人間関係を作る上で話の種になったりもします。何より人間的に面白いと思われるようになります。

無駄ということは=効率を求めることでもあります。

効率だけを求めるがあまり、後々後悔してしまうケースもあります。人生はバランスも重要です。

以外にも無駄だと思い行動してきたことが、重要な思い出になることが多かったりするものです。

自分が本来やらなかったことを、始めた時大きく視野が広がっていきます。

「大学に行く意味がわからない」をなくすための「質問シート」

最後にあなたの疑問を解決する質問シートを用意しました。


些細な質問かもしれませんが、こうした質問を投げかけることで頭を整理することができます。
ぜひコーヒーを片手に質問を投げかけてみてください。大きな変化があるかもしれません。

印刷機やプリンターがあれば、印刷してじっくりと考えてみるのもおすすめです。

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Q1、今の大学に通い始めたのはなぜしょうか?それは自分の意思ですか?それとも両親の意思ですか?

Q2、あなたが大学に在学し卒業することで得られるメリットは何ですか?

Q3、あなたが大学に行かなくなった時に生じるデメリットは何ですか?

Q4、大学卒業後考えている進路や希望はありますか?

Q5、もし今後の人生を自由に選択してもいいと許可を出されたら何をしますか?

Q6、今何を一番叶えたいですか?どんな仕事をしたいですか?

Q7、それは今しか叶えられませんか?それとも後からでも叶えられますか?

Q8、誰かに相談していますか?あなたを理解してくれる人は現状近くにいますか?

Q9、相談できる人はどこにいると思いますか?また、見つけられますか?

Q10、「大学に通う理由」と「大学に通わなくていい理由」を20個ずつ書き出してください。

Q11、Q10で書き出したそれぞれの理由を見比べて頭を整理してみてください。

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まとめ

「大学に行く意味がわからない」、「大学に行く理由がわからない」という時は本当に悩みますよね。

今回本記事を読んでもらったことで、少しは認識が増えたかもしれませんし、あなたの選択肢が増えたかもしれません。

人は結局出会いで大きく変わるものですし、誰一人同じ人生にはなりません。

しっかり本気であなたに向き合ってくれ、考えてくれる人を見つけ、サポートしてもらいながらも一度きりの人生を歩んでいきましょう。

大学も人生の1つの選択肢です。

では最後まで読んでいただきありがとうございました。人生に向き合うあなたを応援しています。



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